コインチェックがクリプトゲームスとNFTマーケットプレイス事業において連携開始

コインチェックがクリプトゲームスとNFTマーケットプレイス事業において連携開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所Coincheckを運営するコインチェック株式会社が、ブロックチェーンゲーム「CryptoSpells(クリプトスペルズ)」を提供するCryptoGames(クリプトゲームス)株式会社と連携を開始したことを11月25日発表した。

この連携のもと両社は「CryptoSpells」で利用可能なNFTを、2020年度内に提供開始を予定しているコインチェックのNFTマーケットプレイスにおいて取扱うことを検討していくとのこと。

コインチェックでは今年8月より暗号資産交換業者初となるNFTマーケットプレイスの立ち上げの検討を開始し、既に大人気ゲーム「マインクラフト」や全世界4,000万DLを達成した「The Sandbox」そして、世界初のブロックチェーンゲーム「CryptoKitties」で利用できるNFTを取扱うべく連携を行っている。

なおコインチェックが「NFTマーケットプレイス」を展開することで、ユーザーは自身で秘密鍵の管理をすることなく取引ができることや、NFTを発行する企業は登録ユーザー数215万超で国内No.1のアプリダウンロード数308万以上を誇るコインチェックのユーザーへアプローチすることが可能となり、NFTの流通促進など市場拡大が期待できるとのことだ。

編集部のコメント

CryptoGames(クリプトゲームス)株式会社は、ブロックチェーンを活用したトレーディングカードゲーム「CryptoSpells(クリプトスペルズ)」の他、同じくブロックチェーンを活用したTCG「Novablitz(ノヴァブリッツ)」の提供や、ブループリント社が運営を行うブロックチェーンゲーム「ヴィーナススクランブル」においてブロックチェーンゲームシステムの提供と運営支援を行っています。

またCryptoGamesはゲームを一緒にプレイすることがバイトになる日本初のゲームプレイマッチングサービス「GameRoom」のβ版を10月30日にリリースし話題になっています。

またCryptoGamesは「得喪がなく賭博罪に該当しない可能性のある、ランダム性を用いた財物の販売スキーム」、「二号仮想通貨に該当しない、特定ユーザー間でのトークンの流通スキーム」などの特許も取得をしています。

あたらしい経済では、クリプトゲームス株式会社の代表取締役である小澤孝太氏へ突撃ラジオインタビューを行っています。インタビューはこちら

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:iStock/Lidiia-Moor・-artsstock)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。