韓国のKB国民銀行が2020年内に暗号資産(仮想通貨)のカストディサービスを開始か
韓国のKB国民銀行が2020年内に暗号資産(仮想通貨)のカストディサービスの提供を予定していることを韓国メディアDDailyが11月18日に報じた。
DDailyの報道によるとKB国民銀行をはじめ、NH農協銀行、新韓銀行など、現在韓国国内の多くの銀行が暗号資産のカストディサービスの準備を進めており、同サービスをKB国民銀行が年内に開始することになれば韓国国内の銀行としては初の事例となるとのこと。
またKB国民銀行のITテクノロジーセンター長であるチョ・ジンヨク氏は18日に行われた「2020 D.FINE(ディーファイン)会議」にて「2020年内に(暗号資産カストディサービスの提供開始が)可能である」と発言したとのこと。ジンヨク氏はその一方で「銀行とは別の形をとる必要がある」とも発言していることから、KB国民銀行は暗号資産のカストディサービス専門の会社を設立してサービスを提供すると予測されている。
KB国民銀行は今年初めから暗号資産カストディサービスの準備を進めており、今年1月には特許庁に「KBDAC(Digital Asset Custdy)」という商標を申請しているほか、8月にはブロックチェーン企業であるカンバーランドコリア(Cumberland Korea)、ハッチラボ(Haachi Labs)、ハッシュト(Hashed)の3社との提携を発表している。
(images:iStock/stockdevil・Guzaliia-Filimonova)