米次期大統領バイデン氏の金融政策移行チームのトップにビットコインやブロックチェーン推進派のガリー・ゲンスラー氏が就任
米次期大統領のジョー・バイデン(Joe Biden )氏の金融政策移行チームのトップにオバマ政権で米商品先物取引委員会(CFTC)議長を務めていたガリー・ゲンスラー(Gary Gensler)氏が就任することが11月10日のCoindeskの報道によって明らかになった。
現在ガリー・ゲンスラー氏はマサチューセッツ工科大学(MIT)のグローバル経済学の教授やデジタル通貨イニシアチブのシニアアドバイザーを務めている。またガリー・ゲンスラー氏はマサチューセッツ工科大学でビットコインやブロックチェーンが金融領域でどのように使われていくかに関する授業を行っていたようだ。そしてビットコインを「変化のための触媒(Catalyst for change)と呼称している。
これまでにガリー・ゲンスラー氏はリップル(XRP)、イーサリアム(Ethereum)、リブラ(Libra)の連邦法下での証券性、ICO詐欺について言及をしてきた。
編集部のコメント
ブルームバーグの報道よると、ガリー・ゲンスラー氏はアメリカのウォール街とのつながりがある最大の人物であるとのことです。ガリー・ゲンスラー氏は、元ゴールドマン・サックス・グループのパートナーで、ビル・クリントン大統領の政権時に財務省に入省、そしてオバマ政権時の2008年から2014年にはCFTC議長を務めていました。米国政府の金融政策のトップにビットコインやブロックチェーンに精通する人物が任命されることで、今後どのような政策が生まれるか楽しみです。
コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)
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