米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(coinbase)が日本で求人、日本市場への展開準備か
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(coinbase)が日本にて新たに求人を開始した。
コインベースの創業者兼CEOであるブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)氏は「私たちは日本で多くの職種を募集しています」と自身のTwitterにて発言をしている。
コインベースは今年3月に日本暗号資産交換業協会(JVCEA)へ第二種会員として入会している。JVCEAの第二種会員であることは暗号資産交換業者の登録を「申請中」または「申請予定」の事業者であることを示している。
コインベースのウェブサイトの求人ページでは募集地域を「東京」としており、職種については口座オペレーションのサポートアナリスト、ペイメントオペレーションのサポートアナリスト、データサイエンティスト、内部監査責任者、財務アナリスト、オフィスマネージャー、ITテクノロジスト、AML責任者、日本マーケティング責任者の計9ポジションが募集されている。
編集部のコメント
米国拠点のコインベースは2012年に設立し、現在では世界30以上の国・地域で取引所サービスを提供しており、また業界で初めてユニコーン企業となっています。そして、今年2月には暗号資産関連企業として初のVisaメンバーシップを取得しています。
今回の多くの職種の求人からコインベースの日本展開へ向けた準備が進んでいるのではと推測できます。
コメント:大津賀新也(あたらしい経済)
(images:iStock/antoniokhr)