Shelf APがブロックチェーンを活用した中古車売買マーケットプレイスの提供を開始

Shelf APがブロックチェーンを活用した中古車売買マーケットプレイスの提供を開始

株式会社Shelf AP(シェルフ・エーピー)がブロックチェーン技術を活用した中古車売買マーケットプレイスおよび中古車輸出サービスである「Shelf AP.jp」の提供を開始したことを11月4日に発表した。

Shelf AP社はブロックチェーン技術を基軸としたデジタルの力を利用することで、中古車流通のあらゆる商流における正しい取引情報の取得・蓄積・共有が行われるプラットフォームの構築を目指している企業。同社は分散型自動車オークションサービスを提供する米国のテクノロジー企業SHELF.NETWORK(シェルフネットワーク)の技術基盤を利用しており、日本・東南アジア・オセアニア地域におけるSHELF.NETWORKのグローバルパートナーの一員として事業展開を行っている。

プレスリリースによると「Shelf AP.jp」はグローバル市場で成長を続ける中古車市場に向けたサービスで、自動車の修復歴や走行距離、過去の売買における所有者情報など、様々なデータをブロックチェーン上に記録・管理することで、中古車市場における健全なトレーサビリティの仕組みを確立し、国境を超える取引をリアルタイムに実現するとのこと。

また「Shelf AP.jp」は運用面での言語のサポートの提供も行うため、これまで海外向けに中古車販売を行ったことのない日本国内の中古車販売店であっても容易に中古車の輸出販売に取り組めるとのことだ。

Shelf AP社は中古車の在庫共有システムを持つ株式会社カーセブンディベロプメントや車両の輸送ネットワークを持つ株式会社ビィ・フォアード、車両販売システムを提供する株式会社ブロードリーフと提携することにより、サービスの利便性を高め、信頼性の高い環境を構築しているとのこと。

今後Shelf AP社は日本からアジア・オセアニア地域に向けた中古車輸出サービスを順次拡大していくとのことだ。

(images:iStock/null・incohre)

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あたらしい経済 編集部

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