(My Crypto Heroesゲーム専務の若尾俊仁氏のコメント追記)ブロックチェーンゲーム『My Crypto Heroes』がガバナンストークン 「MCH Coin」を発行予定

ブロックチェーンゲーム『My Crypto Heroes』がガバナンストークン 「MCH Coin」を発行予定

double jump.toko株式会社が運営するブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ:マイクリ)」はガバナンストークン「MCH Coin」を11月9日12時に発行開始する予定であると発表した。総発行枚数は5,000万枚で、マイクリ内外において幅広く活用できるようERC-20規格に準拠した設計とのこと。

「MCH Coin」の割当はユーザーコミュニティに50%、開発・運営に40%、マーケティングに10%となっている。

マイクリエコシステムの貢献者に対するインセンティブとして新たに「MCH Coin」を 導入することによって、エコシステムの活性化、更にその先の「ユーザー主体の運営」の実現を目指していきたいとのことだ。

追記:10月22日15時30分

あたらしい経済編集部はMy Crypto Heroesゲーム専務の若尾俊仁氏へ取材を行った。

My Crypto Heroesゲーム専務の若尾俊仁氏へ取材

ーユーザーは「MCH Coin」を所有することで、マイクリのどのようなガバナンスに関わることができるのでしょうか。

現在、すでにランドセクタ保有によってキングに就任でき、ランド方針を決定できます。 MCH Coinによって、それ以外のエコシステムに関わる部分などのガバナンスに関わることができます。

例えば、以下のようなものです。

①GUM経済におけるランド収益比率の変更案 ②MCH Coinに影響するエコシステムに関わる変更 ③今後予定しているゲームアップデートの実装優先順位

①に関してゲーム内通貨であるGUMは 「取引された際に手数料として消える割合 、ランド収入として還元される割合」があり、GUM経済に直接手を入れられる可能性があるなど、大きな変更もユーザー決定を取り入れる方針です。

今までは開発側で決めていましたが、より良いエコシステム形成を目指すにあたり、ユーザーのガバナンスによる決定などを取り入れたいと考えています。

ーそしてガバナンストークン発行を決めた最も大きな要因はなんでしょうか。

「ユーザー主体の運営」の実現を目指す手段として、ガバナンストークンを創り出す事が大きな要因と言えます。

オフチェーンも活用したハイブリッド型のマイクリですが、常々ブロックチェーンらしさの追求を続けていることも地盤としてあります。

(images:iStock/dalebor・LysenkoAlexander)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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