シンガポール航空がブロックチェーンを利用したマイル管理ウォレットの拡張版アプリをリリース

シンガポール航空がブロックチェーンを利用したマイル管理ウォレットの拡張版アプリをリリース

シンガポール航空がブロックチェーンベースのリワード還元アプリ「クリスペイ(KrisPay)」の拡張版である新アプリ「クリスプラス(Kris+)」のリリースを10月15日に発表した。

「クリスペイ」は2018年にリリースされたアプリで、シンガポール航空のマイレージプログラムで得られたマイルをシンガポール航空独自のデジタル通貨である「クリスペイマイル」に交換し、小売店などの対象店舗にて使用できるブロックチェーンベースのデジタルウォレットである。

今回「クリスペイ」の拡張版としてリリースされた「クリスプラス」では、「クリスペイ」の機能に加えてユーザーインターフェース(UI)およびユーザーエクスペリエンス(UX)の改善を行い、ユーザー個人に合わせて割引やマイルバック、即時に受けられる特典、誕生日特典などの特典を提供できるようになったとのこと。また「クリスプラス」ではマイレージプログラムで得られたマイルから「クリスペイマイル」への交換のみならず、対象店舗で買い物を行うことにより日常的に「クリスペイマイル」の報酬を得られるようになり、それをマイルに交換することも可能とのこと。

現在シンガポール航空は150以上の企業と提携しており、「クリスプラス」による支払いはシンガポール国内において650以上の店舗で可能とのこと。

また2021年1月からはシンガポール国内だけでなく、旅行先の国でも「クリスプラス」の特典を利用できるようになるとのこと。なお日本で利用できるサービスについても順次開始する予定とのことだ。

(images:iStock/Panuwat-Sikham・Igor-Korchak・inkoly・artsstock)

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あたらしい経済 編集部

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