テックビューロHDがAWS Marketplaceに日本法人として初のパートナー登録

テックビューロHDがAWS Marketplaceに日本法人として初のパートナー登録

テックビューロホールディングス株式会社が、アマゾンウェブサービス(AWS)提供の「AWS Marketplace」に日本法人として初めてパートナー登録を完了したことを9月30日発表した。また同日よりテックビューロHDは同社が開発したブロックチェーン構築プラットフォーム「mijin Catapult (2.0)」の提供を開始したとのことだ。

「AWS Marketplace」は、AWSが世界190カ国で提供するクラウドサービスプラットフォームのオンラインソフトウェアストアであり、ユーザーがソリューションを構築してビジネスを運営するために必要なサードパーティーのソフトウェア、データ、およびサービスを簡単に検索、購入、デプロイ、管理するために使用できる厳選されたデジタルカタログである。

アマゾンウェブサービスジャパン株式会社は同日9月30日に、日本法人のソフトウェアベンダー(ISV)、データプロバイダー、AWSコンサルティングパートナーが「AWS Marketplace」「AWS Data Exchange」において自社のソフトウェアやサービスが販売できるようになったことを発表していた。

今回「AWS Marketplace」の登録企業範囲が日本に拡張したことにより、日本国内のISV、コンサルティングパートナー、認定データプロバイダーは世界中のAWSユーザーにリーチできる新たな販路を開拓でき、AWSユーザーは利用できるソフトウェアやサービスの選択肢が広がるとのことだ。

テックビューロHDは今回のローンチに合わせ、より多くのAWSユーザーに対しブロックチェーンの導入促進と設計・開発イメージを体験してもらうことを目的に、機能を制限した無料トライアル版を用意したとのこと。

またテックビューロHDは今年12月に予定されているSymbolの正式版リリースに合わせて、有料エンタープライズ版の追加ローンチも予定しているとのことだ。

編集部のコメント

テックビューロHDが開発・提供する「mijin Catapult (2.0)」は過去のプレスリリースによると、国立学校法人岐阜大学とテックビューロHDが共に行った歯髄細胞流通管理システムの構築に向けた共同研究や、株式会社HealthCareGateと共にテックビューロHDが行ったオンライン医療ソリューション構築に向けた開発プロジェクトに利用されています。

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:iStock/krblokhin)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

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