LINEが海外展開する暗号資産(仮想通貨)取引所ビットフロント(BITFRONT)が暗号資産の預入で利息が獲得できるサービスを開始

LINEが海外展開する暗号資産(仮想通貨)取引所ビットフロント(BITFRONT)が暗号資産の預入で利息が獲得できるサービスを開始

LINE株式会社が、暗号資産(仮想通貨)レンディングプラットフォームを運営するセルシウス・ネットワーク(Celsius Network)と提携し、LINEが運営するグローバル向け暗号資産(仮想通貨)取引所「ビットフロント(BITFRONT)」において、ユーザーが暗号資産の預入で利息が獲得できる「Earn Interest」サービスを提供開始したことを9月17日発表した。

ユーザーはこのサービスの利用により、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、テザー(USDT)をビットフロントへ預入することで、年間最大12%の利息を獲得することが出来るという。

このサービスの預入金については最低入金額は無く、預金はいつでも引き出す​​ことができるとのこと。

利息に関しては預け入れをした暗号資産の銘柄での支払いになるが、LINEの独自トークンであるリンク(LN)でも受け取ることができるとのこと。

このサービスを利用したユーザーへの金利の支払いは毎週月曜日に行われるとのこと。なお金利は各暗号資産によって異なり、週単位で変動する場合もあるとのことだ。

なおビットフロントで扱いのあるリンク(LN)とライトコイン(LTC)についても、今後このサービスの対象とする予定となっているとのことだ。

編集部のコメント

暗号資産(仮想通貨)取引所ビットフロントは、LINE株式会社が同社の仮想通貨事業やブロックチェーン関連事業を展開するLVC株式会社の子会社LVC USA Inc.を通して設立した、日本と米国の一部の州を除くグローバル向けの取引所です。

LINEグループでは、LVCの傘下であるLINE TECH PLUS PTE. LTD.を通して日米除くグローバル向け暗号資産取引所「ビットボックス(BITBOX)」を運営し、暗号資産同士の取引を提供していましたが、暗号資産利用のハードルを下げ、ブロックチェーンの更なる活用を推し進めるべく、さらに法定通貨による仮想通貨の取引にも対応した本格的な取引所へとサービスを拡充することを目的に、今年の2月27日に「BITBOX」を「BITFRONT」に移行しています。

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:iStock/dalebor)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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