SBI VCトレードがFlare Networks(フレア・ネットワークス)のトークン付与への対応を検討

SBI VCトレードがFlare Networks(フレア・ネットワークス)のトークン付与への対応を検討

国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VC Tradeが、暗号資産リップル(XRP)保有者に対するFlare Networks(フレア・ネットワークス)のSpark(スパーク)トークンの付与について、その取り扱いを検討していることを9月4日に発表した。

Flare NetworksはProof of Stakeを用いずにXRPのスマートコントラクトの実装を目指すプロジェクト。このプロジェクトはXRPの発行者であるRipple社から支援を受けている。

Flare Networksは、ネイティブトークンであるSparkをXRPと同量発行してXRP保有者に1:1の割合でエアドロップすることを今年8月に発表している。FlareNetworkによると、このSparkはFlare Network上のガバナンストークンとして利用できるとのこと。

SparkトークンのエアドロップはFlare Networkに申請を行うことで受け取り可能であるが、多くのXRP保有者は取引所にXRPを保管しているため、そのようなXRP保有者がSparkを受け取るためには取引所自体がエアドロップに対応する必要がある。

そこでSparkのエアドロップに対応する取引所が増えており、その流れを受けて今月4日にSBI VC Tradeが対応を検討していることを発表した。日本の取引所ではすでにbitbankが対応を検討していると発表している。

編集:小俣淳平(あたらしい経済)

(images:iStock/sittipong-phokawattana)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。