Brave(ブレイブ)にて暗号資産(仮想通貨)取引所Gemini(ジェミナイ)の取引機能が利用可能に

Brave(ブレイブ)にて暗号資産(仮想通貨)取引所Gemini(ジェミナイ)の取引機能が利用可能に

次世代分散型ブラウザ「Brave(ブレイブ)」を提供するBrave Softwareが、同ブラウザにて米暗号資産(仮想通貨)取引所Gemini(ジェミナイ)の取引機能である「Gemini Trading Widget(ジェミナイ・トレーディング・ウィジェット)」の利用が可能になったことを8月27日に発表した。

BraveはiOS版、Android版の他、Windows、macOS、Linuxで利用できるデスクトップ版をリリースしており、現在(2020年7月時点)では毎月1,670万人が利用するブラウザとなっている。またBraveのユーザーはBrave上で特定の広告を閲覧することでBraveのネイティブトークンであるBAT(日本のユーザーはBAP)を獲得することができ、BraveユーザーはBAT(BAP)を使ってコンテンツクリエイターやウェブサイトに対して支援を行うことが可能である。

今回「Gemini Trading Widget」の機能追加により、Braveのユーザーはデスクトップ版のBraveブラウザ上で簡単にGeminiの取り扱い暗号資産を売買・保管することができるようになった。

またBraveの認定を受けているコンテンツクリエイターは暗号資産を「Gemini Creator Wallet」に保管することが可能になる。これによりクリエイターはBATで支払われる報酬をGeminiで扱われている他の暗号資産に転換して受け取ることができるようになったとのことだ。

編集部のコメント

現在日本ではBraveブラウザの利用によるBATの獲得はできず、代わりにBAPというポイントが付与されています。ですが、bitFlyerとBrave Software, Inc.の提携により共同開発される暗号資産ウォレットによって、日本でもBraveブラウザでBATの受取と利用が11月より初めて可能になる予定です。

BraveのトークンであるBATを取り扱う暗号資産取引所も増えており、日本では、GMOコイン、ビットフライヤー、コインチェックが取り扱いを開始しており、今年9月からビットポイントでも取り扱いが開始される予定です。

Geminiはウィンクルボス兄弟によって設立されたアメリカを拠点にする暗号資産(仮想通貨)取引所です。暗号資産の売買サービス、ウォレットサービス、暗号資産決済アプリなどの提供を行っています。また同取引所は今年4月にBATの取り扱いを開始しています。

コメント:小俣淳平(あたらしい経済)

(images:iStock/dalebor・Panuwat-Sikham)

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あたらしい経済 編集部

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