Polkadot(ポルカドット)のDOTトークンが転送可能に

Polkadot(ポルカドット)のDOTトークンが転送可能に

パブリックブロックチェーンであるPolkadot(ポルカドット)が同チェーンのネイティブトークンであるDOTの転送機能が有効になったことを8月18日に発表した。

Polkadotによると、正確には18日の16:39(UTC)に作成された1,205,128ブロックで転送が解禁となったとのこと。

さらに数日後に予定されているDOTのデノミネーション(通貨単位の切り上げ)がこの転送解除の影響で中止されることはなく、予定通り8月21日の16:40(UTC)頃に、1,248,328ブロック目で行われるとのこと。このデノミネーションにより、1 DOT(旧)は100 DOT(新)に分割される。

取引所によっては今回のデノミネーションの反映時間によって、価格が正しく表示されない(実際の100分の1の価格が表示される)ことがあるので利用者は注意が必要とのことだ。

編集部のコメント

PolkadotはWeb3 Foundationが開発を主導するクロスチェーンプロジェクトです。同プロジェクトは将来的に多様なブロックチェーンやネットワークを接続し、ユーザーが制御可能な分散型Webを実現することを目指しています。Polkadotは2016年にプロジェクトが始動し、今年5月にメインネットローンチの第一段階が発表されました。

これまでDOTトークンの保有者は、自らのアカウントにアクセスすることはできても、トークンの移動などはできない状態となっていましたが、今回の転送機能の有効化により、他のアカウントへのDOTの送金が可能になりました。

コメント:小俣淳平(あたらしい経済)

(images:iStock/artsstock・RyanKing999)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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