バイナンスがVISAカードでの暗号資産購入が180か国に対応したことを発表

バイナンスがVISAカードでの暗号資産購入が180か国に対応したことを発表

暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、同取引所でのVISAのクレジットカードまたはデビットカードを利用した暗号資産の購入が180か国に対応したことを6月19日発表した。

VISAカードにて対応する通貨はBTC、ETH、BNB、XRP、BUSD、USDTの6銘柄となっている。購入後は数秒でバイナンスアカウントへ着金するとのこと。また購入はバイナンスのウェブサイトとアプリ共に対応が可能とのことだ。

プレスリリースによるとVISAカードでの暗号資産購入は、19日時点で欧州経済領域(EEA)諸国、イギリス、ロシア、ウクライナ、ラテンアメリカ、カリブ海地域、北アメリカにて行うことができ、22日にはアジア太平洋地域、23日には中東とアフリカにて同サービスの対応を予定しているとのこと。ただしオーストラリア、ベラルーシ、ブラジル、カナダ、コンゴ、クリミア、キューバ、イラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、アメリカ、ジンバブエでは対応を行っていないとのことだ。

編集部のコメント

これまでバイナンスではVISAカードでの暗号資産の購入対応を昨年12月に欧州経済領域(EEA)諸国31ヵ国の居住者向けに開始し、今年4月にはコロンビア、韓国、ケニア、カザフスタン、ペルーの5か国を対応国として追加しました。

昨年12月以前にもバイナンスではサードパーティーによるクレジットカードでの仮想通貨の購入はできたものの、業者へ手数料を支払う必要がありました。直接バイナンスで処理ができるようになったことでコスト削減に繋がっているといえます。

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:iStock/inkoly)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【11/15話題】DMM CryptoのSeamoon Protocolが中止、FBIがポリマーケットCEO宅を捜索など(音声ニュース)

DMMのweb3事業「Seamoon Protocol」がプロジェクト中止、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサリアムに展開、FBIが「ポリマーケット」CEO宅を家宅捜索、携帯電話や電子機器を押収、英レボリュート、暗号資産取引プラットフォーム「Revolut X」をEU30カ国に拡大、テザー、幅広い資産のトークン化プラットフォーム「Hadron by Tether」提供開始、コインベースがユートピアラボ買収、「Coinbase Wallet」のオンチェーン決済機能拡充へ、イーサL2「リネア」、ガバナンス分散化に向け非営利団体を設立、LINEA発行へ、イーサリアム研究者、コンセンサス層の再設計で「Beam Chain」提案

広告