コインチェックの貸仮想通貨サービスが1万円から貸付可能に

コインチェックの貸仮想通貨サービスが1万円から貸付可能に

コインチェック株式会社が、同社運営の仮想通貨取引所コインチェックで提供する貸仮想通貨サービスにおいて、最低貸付量を10万円から1万円相当の仮想通貨に引き下げたことを4月14日発表した。

同サービスの貸付プランには、今まで「14日間(年率1.0%)」「30日間(年率2.0%)」「90日間(年率3.0%)」「365日間(年率5.0%)」があり、4月7日に新たに「180日間(年率4.0%)」プランの追加を発表していた。

なお同サービスの利用手数料は無料で、対応通貨は、コインチェックで取り扱う全12種類の仮想通貨である、BTC、ETH、ETC、LSK、FCT、XRP、XEM、LTC、BCH、MONA、XLM、QTUMが対象となる。

編集部のコメント

「貸仮想通貨」サービスは、ユーザーが保有している仮想通貨を同取引所に貸付けることで、契約期間満了後に貸付けた仮想通貨と同量・同等の仮想通貨と利用料を得られるサービスです。ユーザーはボラティリティに関係なく仮想通貨を預けるだけで利益を得ることができるので初心者には扱いやすいサービスといえます。さらに最低貸付金額が1万円になったことでより多くの人がサービスを利用しやすくなったと思います。

しかし4月7日の新プラン発表のニュースの際にもお伝えをしましたが、同サービスの利用注意点は、万が一取引所が破綻した際に、貸付けた仮想通貨が返還されないこと、貸付期間中にサービスを停止する場合は、途中解約手数料がかかることです。この注意点を理解したうえでサービスの利用をするべきだと考えます。

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:dalebor,Panuwat-Sikham)

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。