エックスモバイルがWeb3事業に本格参入、今年度中にモバイル×暗号資産の新サービス開始へ

エックスモバイルがWeb3事業に本格参入

独立系MVNOとして格安携帯キャリア「X-mobile」を展開するエックスモバイルが、今年度中にWeb3事業に参入することを決定したと4月1日に発表した。

エックスモバイルはWeb3事業として、暗号資産(仮想通貨)を中心としたWeb3の技術関連と同社のモバイルを連携した新サービスを開始する予定とのこと。

同新事業は、Web3関連事業を専門に担う戦略子会社「X-Bank」と連携しながら展開するという。

発表によると「X-Bank」の新体制強化の一環として、国内暗号資産取引所のSBI VCトレードにて事業戦略担当およびアナリストを務めた経験などを持つ、西山祥史氏を専務取締役として迎えたとのこと。

なお「X-Bank」は、2022年にエックスモバイルのグループ会社として設立。暗号資産交換業ライセンスの取得に向けた準備とともに、Web3技術の研究・調査を進めていたとのことだ。

エックスモバイルは昨年4月、堀江貴文氏の新モバイルブランド「HORIE MOBILE(ホリエ モバイル)」のトークン新規発行および販売開始を発表していた。

また今回の発表と同日、同社はWeb3プロジェクト「REDX(レッドエックス)」とコラボしたトークン還元型のモバイルサービス「REDX MOBILE」を発表している。

同サービスでは、スマートフォンを使うだけで暗号資産「REDX」が貯まるとのこと。

画像:iStocks/Molnia

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。