米ゲームストップ株が急落、ビットコイン購入の資金調達策に市場の嫌気

米ゲームストップ株が急落

米ビデオゲーム小売大手のゲームストップ(GameStop)の株価が、現地時間3月27日の取引で前日比約25%急落した。

同社は25日、取締役会が全会一致でビットコイン(BTC)を同社の財務準備資産として取得することを承認したと報告。これを受け26日の取引では前日比16%高となっていた。

翌26日に同社は、BTCの取得を含む一般的な企業目的のために、総額13億ドル(約1,957億円)の転換社債を私募で発行する計画を発表。これに対し市場は嫌気を示し、昨年6月以来の大幅な下げをみせた。

今回の株価急落にて同社の時価総額は、30億ドル(約4500億円)を失い、前日の上昇分を帳消しにした。

画像:iStocks/solarseven・LongQuattro Google Finance

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。