Binance Japan、Launchpoolで「ニリオン(NIL)」取扱い開始

Binance JapanがLaunchpoolでNIL取扱い開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所Binance Japan(バイナンスジャパン)提供のローンチプールサービス「Binance Launchpool」において、暗号資産ニリオン(NIL)が取扱われることが3月21日に発表された。

「Binance Launchpool」は、対象となる新規プロジェクト発行のトークンがバイナンスのプラットフォーム上で上場する際、ユーザーが保有するBNBを一定期間ロックすることで費用負担なく報酬が獲得できるサービスだ。グローバル版バイナンスが提供する「Launchpool」では、対象となる新規プロジェクトの発行トークンが、ユーザーの獲得できる報酬となっている。ただし日本国内向けの同サービスでは、報酬となる新規トークンをバイナンスジャパンが定める時点での市場価格を基に暗号資産ビルドアンドビルド(BNB)に変換し、そのBNBを寄託契約に対する利息として、ユーザーへ配布する仕組みとなっている。

今回のNILでは、2025年3月21日9:00から3月24日8:59の期間中に、バイナンスジャパン提供のレンディングサービス「Simple Earn」を通じてBNBを寄託したユーザーが、報酬(利息)を受け取れる対象者となる。なおNIL/BNB変換価格は、バイナンスジャパンが定める時点での市場価格をBNBに変換するとのことだ。報酬はユーザーの現物ウォレットへ直接配布される。

ニリオン(Nillion)は、複数の暗号化技術を用いることで、秘密計算を行うプラットフォーム。AI分野だけでなく、DeFiや資産・データの保管、ID管理など、さまざまな応用が可能となっている。

なおバイナンスジャパンでは、「Binance Launchpool」に属するプロダクトとして「HODLer Airdrops」も今年1月24日から提供開始している。

「HODLer Airdrops」は、バイナンスプラットフォーム上で対象となる新規プロジェクトが上場する際に、「過去」の定められた期間にBNBを「Simple Earn」を通じて寄託していたユーザーを対象に、寄託したBNBの割合によって報酬が付与されるサービスとなっている。

国内で提供される「HODLer Airdrops」では、第1弾としてアニメコイン(ANIME)、第2弾はベラチェーン(BERA)、第3弾はソレイヤー(LAYER)、第4弾はマイシェル(SHELL)、第5弾はゴープラスセキュリティ(GPS)が取り扱われた。そして今回の発表と同時に第6弾としてバブルマップ(BMT)の取り扱い開始が発表されている。

参考:Binance Japan
画像:iStocks/anna

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あたらしい経済 編集部

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