トランプ一族のDeFiプロジェクト、2回目の独自トークン販売で2.5億ドル調達

WLFIが総額5,5億ドル調達を報告

ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領とその家族が関わる暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLFI)」が、2回目のトークンセールを行い、2億5,000万ドルを調達したことを3月17日に発表した。

「WLFI」は、DeFi(分散型金融)の利用や米ドル建てステーブルコイン普及について促進を目指すプロジェクト。同プロジェクトではガバナンストークンとなるWLFIの販売を行った。なおWLFIトークンは同プロジェクトへの投票権として機能する他、保有者は同プロジェクトへの提案が行える。

「WLFI」は、WLFIトークンの初回販売を昨年10月に開始。その際は1トークン0.015ドルで200億WLFIを販売し、3億ドルを調達した。

そして今年1月より2回目のトークンセールを開始し、1トークン0.05ドルで50億WLFIを販売。これによりWLFIは、合計でWLFIトークンの総供給量1,000億WLFIの25%を販売し、合計5億5,000万ドルを調達したとのことだ。

「WLFI」ではトークン販売前にも資金調達を行っており、トロン(Tron)創設者のジャスティン・サン氏や投資プラットフォームのWeb3Port、ベンチャーキャピタルのオディヤナ・ベンチャーズが投資をしている。

なお「WLFI」では、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、トロン(TRX)、チェーンリンク(LINK)、スイ(SUI)、オンドファイナンス(ONDO)、エセナ(ENA)、アバランチ(AVAX)、マントル(MNT)などのトークンを戦略的準備金として購入している。

参考:WLFI
画像:iStocks/BadBrother

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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