メタプラネット、ビットコイン購入目的で20億円の社債発行へ

メタプラネットが20億円の社債発行へ

ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている東証スタンダード上場企業メタプラネットが、追加のビットコイン購入のため、20億円の無利息普通社債の発行を決議したことを3月18日に発表した。

同社債は同日に発行。EVO FUNDへ全額割り当てられる。償還期日は9月19日が予定されており、償還に要する資金については第14~17回の新株予約券の行使にて調達した資金にて確保する予定とのこと。

同社は1月28日に、2025年末までに1万BTC、2026年末までに2万1,000BTCを蓄積する戦略を企図するビットコイン計画を発表していた。また同社はビットコイン集積にあたり、新株予約権により2,100万株の新規株式を発行し、アジアでも最大規模となる約1,166億5,000万円のビットコイン購入にむけて資金調達を行うとも伝えている。

新株予約権とは、発行した株式会社に対して権利を行使することで、その会社の株式の交付を受けられる権利のこと。あらかじめ決められた権利行使価額で株式を取得できる。

なお現在公開されているメタプラネットのビットコイン保有数は、3月12日時点で3,050BTC。この総数の購入価格は384億5,200万円で、1BTCあたりの平均購入価格は1,260万9,066円となっている。

参考:メタプラネット
画像:iStocks/PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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