日本のPlay Storeから無登録の海外暗号資産アプリ削除、App Storeに続き金融庁要請で

日本のPlay Storeから無登録の海外暗号資産アプリ削除

米グーグル(Google)が提供する日本のPlay Storeから金融庁より警告された海外暗号資産(仮想通貨)取引所のアプリが削除された。

「あたらしい経済」編集部がPlay Storeを確認したところ削除されたアプリは、バイビット(Bybit)、クーコイン(KuCoin)、ビットゲット(Bitget)、MEXC、エルバンク(LBank)の5つだ。

これらアプリは、金融庁よりApp Storeを提供する米アップル(Apple)およびグーグルに対し、停止要請が出されていたことが2月7日に日経新聞よって報じられていた。

アップルが提供する日本のApp Storeでは、対象アプリは2月6日に削除されていた。しかし、報道時点ではPlay Storeから削除したという結果報告はグーグルからまだ来ていないとのことだった。

なおこれらのアプリを提供する取引所は以前、日本で無登録にて暗号資産交換業を行っているとして、金融庁より警告書が発出されていた。同局は、日本人向けに営業しないよう各社へ再三警告してきたが、それを停止しなかったため、今回初めて停止要請に踏み切ったとのことだった。

アプリがPlay StoreとApp Storeから削除されたことにより、対象アプリを新たにダウンロードすることや、アップデートがあった際に更新ができなくなる。資産を保有している国内ユーザーは取り扱いに注意が必要だ。

参考:Play Store
画像:iStocks/Molnia

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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