Operaが米国でApple Payで直接ビットコインやイーサリアムを購入できる機能を追加
ノルウェー拠点のOpera Software ASAが、同社提供のWeb3ブラウザOperaにおいて、米国ユーザー向けにApple Payもしくはデビットカードを利用して直接ビットコインやイーサリアムを購入できる機能を追加したことを3月17日同社プレスリリースにて発表した。
Operaは、仮想通貨ウォレットを搭載しサードパーティ製のプラグインなしでDAppsを実行する機能を持つWebブラウザ。
今回発表のあった同機能は、OperaのAndroid版、iOS版、デスクトップ版(Windows.Mac.Linux)のすべてのブラウザで利用が可能となる。
同機能提供にあたりOperaは、米国の仮想通貨ブローカー企業であるWyreと提携。これによりOperaに搭載されているウォレットから、iOS版ではApple Payで、その他ブラウザではデビットカードでビットコイン(BTC)またはイーサリアム(ETH)を購入することができるようになった。
同機能によってユーザーは、最低1ドルから仮想通貨を購入でき、1日の上限は250ドルとなるようだ。
Wyre社のAppleデバイス向けソリューションは、Apple Payとシームレスに連携し、仮想通貨購入のためのアカウント作成には30秒もかからないとのこと。
なお同機能は、米国以外の国でも早急に対応する予定とのことだ。
編集部のコメント
Operaはウォレット搭載していることで、一部のブロックチェーンゲームをプレイする際にサードパーティーウォレットを介さずシームレスにプレイができ便利であるとの声もあがっています。さらにETHが直接購入できるとなれば、一つのブラウザで完結することになるので、さらにUIの向上が見込まれると考えます。日本では規制の問題で、この機能の早い段階での対応は難しいものとなりそうですが、今後日本でも同機能が追加されることを期待します。
コメント:大津賀 新也(あたらしい経済)
(images:dalebor)