ソラナ上のDEX「Raydium」、分散型オーダーブック「Orderly Network」搭載のパーペチュアル機能公開

RaydiumでOrderly Network搭載のパーペチュアル機能公開

ソラナ(solana)上のDEX(分散型取引所)レイディウム(Raydium)で、DeFi(分散型金融)開発者向け分散型オーダーブックプロトコル「オーダリーネットワーク(Orderly Network)」搭載のパーペチュアル機能が公開された。レイディウムの公式Xアカウントにて1月10日発表された。

このパーペチュアル機能では、70以上の取引ペアをガス代無料で取引でき、先物取引に最大50倍のレバレッジをかけられるとのこと。なおメイカー手数料は無料で、テイカー手数料はソラナ上で最安値となる2.5bps(1bps=0.01%)だという。

現在、同パーペチュアル機能はパブリックベータ版で提供されている。パブリックベータ版の稼働期間中にUI/UXのバグを報告すると、レイディウムの独自トークン「RAY」を獲得できるとのこと。

「オーダリーネットワーク」は、ブロックチェーン全体で流動性を一つのオーダーブックに統合するオムニチェーン取引インフラストラクチャの提供を目指している分散型オーダーブックプロトコルだ。

同プロトコルは昨年12月に、「パープスオムニチェーンオーダーブック(Perps Omnichain Orderbook)」をソラナメインネットでローンチしており、EVM(イーサリアムヴァーチャルマシン)チェーンと非EVMチェーンを統合した単一のオーダーブックを実現している。これにより、ソラナユーザーはブリッジやラッピングなしで、各チェーンのトークン資産を直接活用した取引が可能となっている。

参考:オーダリーネットワーク
画像:iStocks/solarseven

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。