Magic EdenがイーサL2「アブストラクト」に対応へ

Magic EdenがAbstractに対応へ

NFTマーケットプレイスのマジックエデン(Magic Eden)が、イーサリアム(Ethereum)基盤のレイヤー2(L2)ブロックチェーン「アブストラクト(Abstract)」に対応予定であることを公式Xアカウントにて1月7日発表した。なお対応時期は明かされていない。

アブストラクトは、低い手数料と高速な取引を提供し、消費者向けブロックチェーンアプリケーションをスケール可能にするプロジェクト。同チェーンは、NFTプロジェクト「パジー・ペンギンズ(Pudgy Penguins)」の親会社イグルー(Igloo)が開発した。また、ZKスタック(ZK Stack)を基盤に、ゼロ知識(ZK)ロールアップとしてイーサリアムよりもスケーラブルな代替手段を提供している。取引はオフチェーンで実行され、それらをまとめてイーサリアム上でゼロ知識証明を使用して検証しているとのこと。

現在マジックエデンは、ソラナ(Solana)、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、オーディナルズ(Ordinals)、ベース(Base)、アービトラム(Arbitrum)、エイプチェーン(ApeChain)、BNBチェーン(BNBChain)、セイネットワーク(Sei Network)に対応している。

また、公式サイトによれば、これら9つのブロックチェーンに加え、ベラチェーン(BeraChain)とモナド(Monad)にも近いうちに対応予定であることが確認されている。

参考:マジックエデン
画像:iSrock/Sandra-Milena-Valero-Orjuela

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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