Braveの独自トークンBATがスターバックスやアマゾンのギフトカードと交換が可能に
次世代分散型ブラウザ「Brave」がTAP Networkとパートナーシップ契約を締結したことを3月10日プレスリリースにて発表。
両社の提携により、Braveの独自トークンBATがTAP Networkで利用できるトークンTAP rewardsと交換できるようになる。
TAP rewardsは、TAP Networkの提携する25万以上のブランドや販売店のギフトカードと交換ができるとのこと。
TAP Networkには、アメリカン航空、デルタ、Hotels.com、Uberやスターバックス、ドミノピザ、Xbox、Playstation、Hulu、Amazon、Apple、Walmartの他、赤十字、WWF(世界自然保護基金)など非営利団体も加入している。
BATとTAP rewardsの交換は、ウォレットUpholdでアカウントを認証したBraveデスクトップユーザーが利用できるとのことで、Braveのナイトリーバージョンにて既に利用ができる。一般リリースは6~8週間で行われるとのこと。
編集部のコメント
Braveはつい先日3月6日にDAU(Daily Active Users:1日あたりのアクティブユーザー数)が400万人を突破したことを、BraveのCo-founder&CEOであるBrendan Eich(ブレンダン・エイク)氏が自身のTwitterで明らかにしました。またMAU(Monthly Active Users:月間のアクティブユーザー数)については1,220万人に達しています。 Braveは個人データを収集するような広告をブロックする機能「BRAVE SHIELDS」があり、さらに広告をブロックすることでブラウザが軽くなるという利点がります。またBraveでは、広告を閲覧することでBraveの独自トークン「BAT」が取得でき、「BAT」によりサイトや動画のクリエイターに支援をすることができる「Brave Rewards」の機能も利用が可能となっています。
「Brave Rewards」を利用するコンテンツクリエイターは、3月10日時点で44万8,000人が利用しており、半数以上はYouTubeの約26万9,000ユーザーで、二番目に多いのはTwitterで5万2,000ユーザーとなっています。
コメント:大津賀 新也(あたらしい経済)
(images:dalebor)