国内2例目、OKJにミームコイン「ぺぺ(PEPE)」上場へ

OKJがPEPE取り扱いへ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所OKJが、暗号資産ぺぺ(PEPE)の取り扱い予定を12月25日発表した。取扱い開始は1月9日17:00の予定だ。

なお同取引所に予定通りPEPEが上場すれば、国内での取り扱いはビットポイントに続き2例目になる。

発表によると同取引所のPEPE取り扱い対象サービスは、取引所、販売所、積立、入出庫になるとのこと。OKJによると12月25日時点で、PEPEの板取引、入出庫での取扱いは国内初になるとのことだ。

またOKJが取り扱うPEPEはイーサリアム(Ethereum)ネットワーク上のERC20規格のトークンとなる。そのため他ネットワーク上のPEPEを同取引所へ送信すると資産を失ってしまうので注意が必要だ。

PEPE は、インターネットミーム「PEPE the Frog」にインスパイアされたミームコインで、2023年に誕生。暗号資産時価総額で23位となっている(12月25日CoinMarketCap調べ)。

なお「Pepe the Frog」は、アメリカの漫画家マット・ヒューリーの著作『ボーイズ・クラブ』に登場する、カエルを擬人化したキャラクターだ。「PEPE」は独自のデフレメカニズムを持ち、取引ごとにトークンが一部バーン(焼却)される仕組みとなっており、これにより流通する「PEPE」の数が減少し、供給と需要のバランスが取れることで、価値の上昇が期待されるという。

OKJにPEPEが予定通り上場すれば合計で44銘柄の暗号資産を取り扱うことになる。

現在同取引所では、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、リスク(LSK)、オーケービー(OKB)、アイオーエスティー(IOST)、エンジンコイン(ENJ)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、トロン(TRX)、クアンタム(QTUM)、パレットトークン(PLT)、アバランチ(AVAX)、ステラルーメン(XLM)、カルダノ(ADA)、ディープコイン(DEP)、ポルカドット(DOT)、ジリカ(ZIL)、テゾス(XTZ)、エフィニティトークン(EFI)、シバイヌ(SHIB)、サンド(SAND)、ポリゴン(MATIC)、ダイ(DAI)、ファイルコイン(FIL)、アービトラム(ARB)、アスター(ASTR)、フィナンシェトークン(FNCT)、オアシス(OAS)、スイ(SUI)、マスクネットワーク(MASK)、クレイトン(KLAY)、ドージコイン(DOGE)、アプトス(APT)、ソラナ(SOL)、エイプコイン(APE)、メイカー(MKR)、オプティミズム(OP)、ネオ(NEO)、トンコイン(TON)、アイオーテックス(IOTX)が取り扱われている。

参考:OKJ
画像:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。