メタプラネットが95億円相当のビットコイン追加購入、総保有数1,761.98BTCに

メタプラネットが95億円分のビットコイン追加購入

ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている東証スタンダード上場企業メタプラネットが、新たにビットコインの追加購入を実施したことを12月23日発表した。

今回メタプラネットが追加購入したのは、95億円相当のビットコイン。購入枚数は619.7BTCで、1BTCあたりの平均購入価格は15,330,073円とのこと。

これにより同社のビットコイン総保有数は、1,761.98BTCとなった。なおこの総数の購入価格は208億7,200万円で、1BTCあたりの平均購入価格は11,846,002円。先月最後のビットコイン追加購入時は9,955,874円だった。

なお記事執筆時点でビットコインの価格は、14,981,551.53円となっている(12/23 14:10 コインマーケットキャップ調べ)。

また今回の発表でメタプラネットは、7月1日から9月30日までの「BTCイールド」が 41.7%で、10月1日から12月23日までの「BTCイールド」が309.82%であることを伝えた。

「BTCイールド」は、同社のビットコイン保有総額と完全希薄化発行済普通株式数の比率が比較対象期からどのように増減したかを変化率で表す経営指標である。

同社が前回ビットコインの追加購入を発表したのは11月19日。10月はビットコイン追加購入を5回行っていた。なおメタプラネットは、ビットコインを購入開始した今年4月からこれまで、毎月ビットコインを購入している。

メタプラネットはこれまで資金管理戦略の一環としてビットコインの購入・保有を続けてきたが、12月18日にはビットコインの購入・蓄積、プットオプション売取引、ビットコインマガジンを行う「ビットコイントレジャリー事業」を正式開始している。

またメタプラネットはビットコイン購入目的で、社債発行によりEVO FUNDから12月17日に45億円、12月20日に50億円を調達していた。

参考:メタプラネット
画像:iStocks/Vit_Mar・LongQuattro

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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