バイナンスのHODLer Airdropsで「1000CAT」と「PENGU」取り扱い開始、シードタグ銘柄として上場も

HODLer Airdropsで1000CATとPENGU取り扱い開始

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、エアドロップサービス「ホドラー・エアドロップ(HODLer Airdrops)」において、暗号資産(仮想通貨)「シモンズ・キャット:Simon’s Cat(1000CAT)」および「プディー・ペンギンズ:Pudgy Penguins(PENGU)」を取り扱うことを12月16日に発表した。

「ホドラーエアドロップ」は、BNB保有者を対象に、バイナンスに上場予定の暗号資産をエアドロップ形式で配布するサービスだ。ユーザーは、バイナンスの貸暗号資産サービス「シンプルアーン(FlexibleまたはLocked products)」にBNBをサブスクライブ(預け入れ)することで、「1000CAT」と「PENGU」のエアドロップ受け取り対象となる。

なお、同エアドロップの受け取り対象者は、12月9日00:00(日本時間9日09:00)から同月12日23:59(日本時間13日08:59)までの期間にサブスクライブしたユーザーとのこと。

取引所において、「1000CAT」は12月17日09:00(日本時間同日18:00)から取り扱いが開始され、取引ペアは1000CAT/USDT、1000CAT/BNB、1000CAT/FDUSD、1000CAT/TRYとなっている。また、「PENGU」は12月17日14:00(日本時間同日23:00)から取り扱いが開始され、取引ペアはPENGU/USDT、PENGU/BNB、PENGU/FDUSD、PENGU/TRYとなっている。

なお両銘柄は、バイナンスではシードタグ銘柄として取り扱われるとのこと。シードタグは、他の上場しているトークンと比較して高いボラティリティとリスクの可能性を持つトークンを示すものである。

ちなみに「ホドラーエアドロップ」では、ユーザーのBNB保有量の計算に上限が設けられており、この上限はエアドロップを実施する各プロジェクトごとに異なるという。

また、バイナンスは「シンプルアーン」内のユーザーの資産残高を確認するために、1時間ごとにランダムで複数回スナップショットを取得するとのこと。これによりユーザーの1時間あたりの平均残高を計算できるという。なおエアドロップされる暗号資産は、バイナンスで上場する前に各対象者のバイナンス口座へ自動的に送られるとのことだ。

「1000CAT」は、猫を主人公とする短編アニメーション作品およびキャラクター「シモンズ・キャット」のファンに向けて、同作品の世界観にさらに深く関わる機会を創出するためのトークンだ。「シモンズ・キャット」は、イギリスのアニメーターであるサイモン・トフィールド(Simon Tofield)が生み出し、ユーチューブ(YouTube)を中心に公開されている。

「PENGU」は、ペンギンをテーマにしたNFTプロジェクト「プディー・ペンギンズ」のキャラクターとつながる機会を提供するためのトークンである。同プロジェクトでは、イーサリアム(Ethereum)ブロックチェーン上で発行された全8,888点のユニークなNFTデジタルアートコレクションを展開している。

参考:バイナンス
画像:iStock/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。