バイナンスにイーサL2「Usual(USUAL)」上場へ、プレマーケットでは12月17日に終了

バイナンスにUSUAL上場へ

米暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、暗号資産「ユージュアル:Usual(USUAL)」の「プレマーケット(Binance Pre-Market)」取り扱い終了と、現物取引開始の予定を12月12日発表した。

「USUAL」は、今年11月19日10:00(UTC:世界協定時)よりバイナンスの「プレマーケット」で取り扱いが開始されている。「プレマーケット」は、正式な上場前にユーザーがトークンを取得できる販売プラットフォームで、ユーザーは上場前に「USUAL」の取得が可能だ。

「USUAL」の「プレマーケット」は12月17日9:00(UTC)に終了し、翌18日11:00(UTC)から現物取引が開始される予定とのこと。取引ペアはUSUAL/BTC、USUAL/USDT、USUAL/FDUSD、USUAL/TRYが用意されている。

なお、バイナンスで取り扱われる「USUAL」は、イーサリアム(Ethereum)ネットワーク上のERC-20トークンである。そのため、他のネットワークで発行された「USUAL」の入金はできない。現在、同銘柄の取引準備のための入金はすでに可能で、出金は12月19日11:00(UTC)から開始される予定とのこと。また、転送機能は12月17日10:00(UTC)までに開始される予定だという。

なお、「USUAL」はバイナンスでシードタグ銘柄として取り扱われるとのことだ。シードタグは他の上場しているトークンと比較して高いボラティリティとリスクの可能性を持つトークンを示すものとなる。

シードタグ適用のトークンを取引するには、バイナンススポットまたはバイナンスマージンプラットフォームにて90日ごとに出題されるクイズに合格し、利用規約に同意する必要があるとのこと。

「ユージュアル」は、ユーザーが米国財務省発行の短期国債(US Treasury Bills)を預けることで、ステーブルコイン「USD0」を受け取れる仕組みを提供するプロトコルだ。さらに、ユーザーは「USD0」を使用して「USD0++」(強化型T-Bill)を購入することで、報酬として同プロトコルのガバナンストークン「USUAL」が獲得可能となっている。

参考:バイナンス
画像:iStocl/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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