メルカリの「暗号資産つみたて機能」、メルペイ残高からの自動引き落とし可能に

メルカリの「暗号資産つみたて機能」がメルペイ残高からの自動引き落とし可能に

フリマアプリ「メルカリ」の「暗号資産つみたて機能」において、メルペイ残高からの自動引き落としが開始した。「メルカリ」提供のメルカリ社の子会社で、暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行うメルコインが12月6日発表した。

なおメルペイ残高は、「メルカリ」の売上金を含む、「メルカリ」内や「メルペイ」を利用した買い物、およびメルペイのあと払い決済の支払いに利用できる資金のこと。

また「メルカリ」の「暗号資産つみたて機能」は、アプリ内で積立する金額・頻度・日付を設定することで、銀行からの自動引落しで、暗号資産が自動的に購入され、積立できる機能である。今回これにメルペイ残高からの自動引き落としが対応開始した。

同機能における暗号資産購入時に取引口座残高が不足している場合、メルペイ残高から取引口座へ自動引き落としでチャージをして、つみたて購入を行うという。なお取引口座残高およびメルペイ残高いずれも不足している場合、つみたて設定時に銀行口座からの自動チャージを設定しているユーザーについては、従来通り銀行から自動引落としで取引口座へチャージをして、つみたて購入を行うとのことだ。

ちなみに現在同機能でサポートしている暗号資産は、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)。設定できる金額は1円から100万円。頻度は月1・2・4回、日付は7・14・21・28日となっており、それぞれを選択し、組み合わせる形となっている。

なおメルカリ社は、今回のつみたて機能アップデート記念に、渋谷駅にてビットコインまみれの動画が撮影できるイベントと、最大10,000円分のビットコインが抽選で当たるキャンペーンを12月6日より実施するとのことだ。

「メルカリ」では、昨年3月より「ビットコイン取引サービス」を開始。その後今年5月に「イーサリアムの取引サービス」が開始され、8月には「ビットコインつみたて機能」が、10月には「イーサリアムつみたて機能」が新たに提供開始となっていた。

参考:メルコイン
画像:iStocks/Who_I_am

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。