BitGo、個人投資家向けリテールプラットフォーム公開

BitGoがリテールプラットフォーム公開

暗号資産(仮想通貨)などデジタル資産のカストディサービスを提供するビットゴー(BitGo)が、個人投資家向け専用のリテールプラットフォーム「ビットゴー・リテール(BitGo Retail)」をローンチしたと12月2日発表した。

同プラットフォームでは、暗号資産の売買や取引、保管、ステーキングサービスが提供されるとのこと。また、ビットゴーが機関投資家向けに提供しているセキュリティ基準と透明性をリテール顧客にも同プラットフォームにて提供するという。

さらに、リテール顧客は安全で規制されたカストディ、取引、ステーキング、レンディング、ウォレットサービスを通じて、ポートフォリオの成長と管理が「ビットゴー・リテール」では可能とのこと。

「ビットゴー・リテール」は、世界中の投資家が利用可能で、同プラットフォームの公式サイトから登録できるという。

なお米国在住の対象顧客は、四半期ごとに1ビットコイン(BTC)を獲得できるキャンペーンへ参加できるとのことだ。

ビットゴーは今年11月20日に、シンガポールでの事業を拡大し、アジア太平洋地域(APAC)において規制された高水準のデジタル資産ソリューションとインフラサービスを展開可能になったと発表している。この取り組みは、同社子会社ビットゴー・シンガポール(BitGo Singapore Pte. Ltd.)を通じて行われるとのこと。

ビットゴー・シンガポールは今年8月に、シンガポール通貨庁​​(MAS)から主要決済機関ライセンス(MPI)を取得していた。それ以降同社は、コールドストレージやカストディなどのデジタル決済トークンサービスを提供できる体制を整えていた。

参考:ビットゴー
画像:iStock/artsstock

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。