マラソンデジタルが6,474BTC追加購入、転換社債の10億ドル調達で

MARAが6,474BTCを追加購入

米ナスダック上場のビットコインマイニング企業マラソン・デジタル・ホールディングス(Marathon Digital Holdings:MARA)が、転換社債で10億ドル(約1,500億円)を調達し、その資金でビットコイン(BTC)を追加購入したと11月28日発表した。これにより、同社のビットコイン保有数は34,794BTCに達した。

今回MARAは合計で6,474BTCを購入。5,771BTCと703BTCの2回に分けて購入を実施したとのこと。なお1BTCあたりの購入金額は約95,395ドル(約1,432万円)だったという。

今月11月18日にMARAは、ビットコインの追加取得を含む資金活用を目的に、転換社債発行による資金調達の実施計画を発表していた。この計画は、2030年満期の総額7億ドル(約1,080億円)の無担保転換社債を、適格機関投資家向けに非公開で発行するというものだ。

また同社債の販売にて調達した資金のうち2億ドル(約299億円)は、2026年満期の既存転換社債の買い戻しに使用し、残った資金はビットコインの追加購入や戦略的買収、事業拡大、債務返済などに充てる予定とのことだった。

なおMARAは今回の発表で、1億6,000万ドル(約239億円)を今後のビットコイン価格下落時の購入に充てる予定とした。

画像:Reuters

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。