コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%

コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入

web3ウォレット「コインベースウォレット(Coinbase Wallet)」に新機能「USDCリワード(USDC Rewards)」が導入された。同ウォレット開発元の米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)の公式ブログより11月20日発表された。

「USDCリワード」は、ユーザーが自身の「コインベースウォレット」にUSDCを保有するだけで、APY4.7%の報酬がUSDCで得られる機能だ。

対応するUSDCは、ベース(Base)、イーサリアム(Ethereum)、アービトラム(Arbitrum)、アバランチCチェーン(Avalanche C-Chain)、ポリゴン(Polygon)、オプティミズム(Optimism)上で発行されたものとなる。

なお報酬のUSDCはベース上のものとなるようで、報酬は毎月「コインベースウォレット」のベースのアドレスへ支払われるとのこと。

現在同機能は、世界のほとんどの地域で利用可能とのこと。ただし現時点ではEU(欧州連合)、カナダ、米国では利用対象外だという。なお米国においては今後数週間で同機能の制限は解除されるとのこと。

同機能の利用確認は、「コインベースウォレット」に対象チェーンのUSDCを入金し、利用資格がある場合にUSDCの資産ページで「USDCリワード」を有効にできるとのことだ。

参考:コインベース
画像:iStocks/metamorworks

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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