Crypto[.]com、豪州でサービス拡大

Crypto.comがオーストラリアで金融商品提供へ

海外暗号資産(仮想通貨)取引所クリプトドットコム(Crypto.com)が、豪州で金融商品を提供開始予定であると11月14日発表した。

これにあたりクリプトドットコムは、豪州ブローカーサービス会社フィンテック・セキュリティーズ(Fintek Securities Pty Ltd.)を買収したとのこと。

フィンテック・セキュリティーズは、オーストラリア金融サービスライセンス(AFSL)を保有する、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)規制下の企業だ。

なおフィンテック・セキュリティーズの買収額は明かされていない。

この買収によりクリプトドットコムは、対象となる豪州ユーザーに向けて、預金商品やデリバティブ、証券、外国為替、運用型投資スキームなど、幅広い金融サービスが提供可能になるという。

なおクリプトドットコムは、これら商品を含むサービス提供に関する詳細を、今後数週間以内に発表するとのことだ。

ちなみに、クリプトドットコムは今年10月に、米証券取引委員会(SEC)に登録されているブローカーディーラーであるウォッチドッグキャピタル(Watchdog Capital)の買収完了を発表している。

この買収により、同社はウォッチドッグキャピタルを通じて、米国ユーザーに株式取引やオプション市場などへの参入機会を提供するとのことだ。

参考:クリプトドットコム
画像:iStock/werbeantrieb

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。