米上場の医療機器メーカーSemler Scientific、BTC追加購入で合計保有数1,058BTCに

Semler ScientificのBTC合計保有数1,058BTCに

米ナスダック上場企業の医療機器メーカーであるセムラーサイエンティフィック(Semler Scientific)が、新たにビットコイン(BTC)の追加購入を実施したことを11月4日公表した。このことは同社の2024年第3四半期(7~9月)決算発表にて伝えられた。

今回セムラーサイエンティフィックは、第3四半期以降の営業キャッシュフローにて、47BTCを約300万ドル(約4.6億円)で購入したとのこと。これにより同社のビットコイン合計保有数は1,058BTCとなったという。なお購入総額は手数料と経費を含め7,100万ドル(約110億円)とのことだ。

セムラーサイエンティフィックがビットコイン購入を開始したのは今年5月28日からで、その際は総額4,000万ドル(約58.6億円)で581BTCを購入した。同社は、続けて6月6日に総額1,700万ドル(約24.6億円)で247BTC、6月28日に300万ドル(約4.4億円)で49BTC、8月5日に300万ドル(約4.4億円)で52BTC、8月26日に500万ドル(約7.7億円)で83BTCを追加購入している。

ビットコイントレジャリーズ(Bitcoin Treasuries)によると、記事執筆時点(2024年11月6日18:00)でセムラーサイエンティフィックのビットコイン保有数は上場企業の中で18位だ。

参考:セムラーサイエンティフィックビットコイントレジャリーズ
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

広告

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している