Mantleの「mETHプロトコル」、ガバナンストークン「COOK」のTGEと請求開始

「mETHプロトコル」がガバナンストークン「COOK」のTGE

Mantle(マントル)のコアプロダクトのひとつである「mETH Protocol(mETHプロトコル)」のガバナンストークン「COOK」のトークン生成イベント(TGE)および請求(クレーム)が10月29日開始した。

Mantleは、レイヤー2ブロックチェーン「Mantle Network」を基盤にした、DAOによるガバナンスやトレジャリーを含めたWeb3エコシステムだ。

そして「mETH Protocol」は、「イーサリアム(ETH)」のリキッドステーキングおよびリステーキングプラットフォーム。同プロトコルでは、ETHリキッドステーキングトークン(LST)で4番目の規模の「mETH」を発行している。

「COOK」のTGEでは、合計50億COOKが生成された。COOKの60%がコミュニティに、30%がMantle Treasury(マントルトレジャリー)に、10%がプロトコルのコア貢献者チームに割り当てられたという。なお初期流通量は9億1,600万COOKとなっている。

そしてCOOKは10月29日10:00(UTC)に、Bybit(バイビット)やMEXCなどの主要な中央集権型取引所(CEX)で上場する予定となっている。

また「mETH Protocol」では10月30日に新プロダクトとなるリキッドリステーキングトークン(LRT)「Mantle Restaked Ether(cmETH)」のローンチも決定している。

「cmETH」によりユーザーは、「mETH Protocol」の基盤となるEthereum(イーサリアム)のプルーフ・オブ・ステーク(PoS)による利回りなどに加え、リステーキングによる収益機会が得られることになる。ユーザーは、「ETH」または「mETH」を「cmETH」に変換することでリステーキング報酬を得ることが可能とのことだ。

参考:マントル

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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