スラッシュ、「PIPO」ホルダーに「Chiitan☆Coin(CTAN)」エアドロへ

「PIPO」ホルダーに「CTAN」エアドロへ

スラッシュビジョンラボ(Slash Vision Labs)が、ミームコイン「PIPO」保有者に対し、「Chiitan☆Coin(CTAN)」のエアドロップを実施することを10月26日発表した。

発表によると10月25日以前に「PIPO」を保有していたホルダーを対象に「CTAN」を配布するとのこと。今後のスケジュール等の詳細については、追ってアナウンスするとしている。

スラッシュビジョンラボは、暗号資産決済サービス「スラッシュペイメント(Slash Payment)」等の提供や日本の法規制に準拠したステーブルコインを裏付けとしたクレジットカード「Slash Card」を来年に提供する予定の企業。同社は今年8月より「ちぃたん☆/Chiitan☆」の商標保有者の許可を得て作られた公式トークン「Chiitan☆Coin(CTAN)」のサポートを開始している。

「PIPO」は、ゲーム「サルゲッチュ」の「ピポザル」をモチーフにしたミームコインとして先日発表されたトークン。ソニーブロックソリューションラボ開発のブロックチェーン「ソニューム(Soneium)」上で発行される初のミームコインと「PIPO」のサイトでは発表時に紹介されていた。

この「PIPO」は、バーチャルワールド「Yay!」運営のナナメウエが先日実施した「Yay! ステーキングキャンペーン」にイーサリアム(ETH)をステーキングした参加者にエアドロップされることが発表され、エアドロ対象者は「PIPO」のサイトにて、ウォレットを接続することで「PIPO」が請求(Claim)可能となっていた。

しかし10月25日、「PIPO」公式Xから同ミームコインが「独立したものである」とし、ソニー非公式であることが伝えられた。またIPを尊重し、現在のアートワークが進められないと判断したとのことで、今後X、コイン、マスコットについて外観の変更を行うと発表した。

またナナメウエからもステーカーへ実施しているミームコイン「PIPO」のクレーム(請求)中止が同日に発表され、またそれに伴いナナメウエは、「PIPO」に関連した「誤解を生む該当のツイート(本文ママ)」を削除した。また「PIPO」のサイトも閉鎖されている。

画像:iStocks/BSVIT・noLimit46

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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