メタプラネットが16億円相当のビットコイン追加購入
ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている東証スタンダード上場企業メタプラネットが、新たにビットコインの追加購入を実施したことを10月28日発表した。
同社が前回追加購入を発表したのは10月15日。10月1日、7日、11日にも購入発表されており、それぞれでメタプラネットは10億円分のビットコインを追加購入している。今回の購入で10月は5度目のビットコイン追加購入となった。なおメタプラネットは、ビットコインを購入開始した今年4月からこれまで、毎月ビットコインを購入している。
またメタプラネットは10月16日、10月3日に実施を発表したビットコインの「プットオプションの売取引」について、同プットオプションを新たなプットオプションに置き換える「ロールアップ取引」を実施。これにより追加で5.9095BTCのプレミアム収入を得ていた。
そして今回メタプラネットが追加購入したのは、総額16億円相当のビットコイン。購入枚数は156.783BTCで、1BTCあたりの平均購入価格は10,205,188円とのこと。
これにより同社のビットコイン総保有数は、1,018.17BTCとなった。なおこの総数の購入価格は96億2,200万円で、1BTCあたりの平均購入価格は9,450,746円。「ロールアップ取引」によるBTC取得の際は9,313,428円だった。
なお記事執筆時点でビットコインの価格は、10,397,818.20 円となっている(10/28 15:20 コインマーケットキャップ調べ)。
またメタプラネットは10月25日に、主要経営指標としての「BTCイールド」採用を発表。「BTCイールド」は、同社のビットコイン保有総額と完全希薄化発行済普通株式数の比率が比較対象期からどのように増減したかを変化率で表す経営指標である。
今回の発表でメタプラネットは、7月1日から9月30日までの「BTCイールド」が 41.7%で、10月1日から10月28日までの「BTCイールド」は155.8%であることを伝えた。
参考:メタプラネット
画像:iStocks/LongQuattro・Who_I_am