カナリーキャピタル、米SECに「ライトコイン現物ETF」のS1申請書を提出

Canary Capitalが米SECにライトコイン現物ETFを登録申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社カナリーキャピタルグループ(Canary Capital Group)が、暗号資産ライトコイン(LTC)の現物ETF(上場投資信託)に関して、米証券取引委員会(SEC)へS-1申請書類(FORM S-1)による登録届出書を10月15日に提出した。

提出書類によるとカナリーキャピタルグループによるLTCの現物ETFの名称は「カナリーライトコインETF(Canary Litecoin ETF)」。現行ではティッカーシンボルは決まっておらず、空欄となっている。また上場する取引所やカストディアンについても未決により空欄だ。

「カナリーライトコインETF」の投資目的は、同ETFが保有するLTCの価値から同ETFの運営費およびその他の負債を差し引いた額へのエクスポージャーを提供することだという。その投資目的を達成するために、同ETFはLTCを保有し、インデックス「CoinDesk Litecoin Price Index(LTX)」を参照して営業日ごとに純資産価値(NAV)を確立するとのこと。また同ETFの運用にあたり、レバレッジ、デリバティブ、または類似の取引は利用しないとのことだ。

なおカナリーキャピタルグループは先日10月8日、XRPの現物ETF「カナリーXRP ETF(CANARY XRP ETF)」に関するS-1申請書類を米SECに提出していた。

参考:申請書
画像:iStocks/AndreyPopov・sumkinna

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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