テスラが2年ぶりにビットコイン移動、7.6億ドル相当を送金

テスラが2年ぶりにBTC移動

米テスラ(Tesla)が、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン:Bitcoin(BTC)を2年ぶりに移動した。オンチェーン情報の追跡プラットフォーム「アーカム(Arkham)」が公式Xより10月16日発表した。

テスラは、10月15日20時41分(日本時間10月16日5時41分)から26件の取引を通じて、計7億6,000万ドル(約1,133億円)相当となる約11,343BTCを送金している。なお送金先のウォレットアドレスについては不明で、送金に関する詳細についてもテスラからは情報が公開されていない。

これにより現在テスラのウォレットには6.72ドル(約1,000円)相当のBTCしか残っていない状況だ。ちなみに、今回の送金以前にテスラが最後にBTCを送金したのは2022年6月17日だった。

「アーカム」は今年3月にテスラのBTCアドレスを特定したことを公式Xにて発表している。その際に、「アーカム」が公開した情報によるとテスラは11,509BTCを保有していたと報告されている。

なおビットコイントレジャリーズ(Bitcoin Treasuries)によると、記事執筆時点(202410161330分)でテスラは上場企業の中で4番目に大きなBTC保有企業となっている。ちなみに1位はマイクロストラテジー(MicroStrategy)、2位マラソンデジタルホールディングス(Marathon Digital HoldingsMARA)、3位ライオットプラットフォームズ(Riot Platforms)だ。

画像:アーカムビットコイントレジャリーズ
参考:iStock/MikeMareen

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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