メタプラネットが10億円分のビットコイン追加購入
ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている東証スタンダード上場企業メタプラネットが、新たにビットコインの追加購入を実施したことを10月7日発表した。
なお同社が前回追加購入を発表したのは10月1日。その際も10億円分のビットコインを購入していた。なおメタプラネットがビットコインを購入開始した4月からこれまで、同社は毎月ビットコインを購入している。
今回メタプラネットが追加購入したのは、前回同様総額10億円相当のビットコイン。購入枚数は108.786BTCで、1BTCあたりの平均購入価格は9,192,359円とのこと。
これにより同社のビットコイン総保有数は、639.503BTCとなった。なおこの総数の購入価格は59億6,500万円で、1BTCあたりの平均購入価格は9,326,856円。前回は9,373,557円だった。
なお記事執筆時点でビットコインの価格は、9,454,655.95円となっている(10/7 15:50 コインマーケットキャップ調べ)。
メタプラネットは10月3日、ビットコインの「プットオプションの売取引」を行ったことを発表。その際の発表によると契約したビットコインの枚数は223BTCで、満期日は12月27日。権利行使価格は1BTCあたり62,000米ドルとのこと。証拠金は13,826,000米ドルが差し入れられている。
そしてメタプラネットはこの取引にて、オプションプレミアムとして23.972BTCが付与された。取得価格としては1BTCあたり8,950,000円だった。同社はこの取引によりビットコインの総保有数を530.717BTCとしていた。
なおメタプラネットは8月6日、株主割当による新株予約権の無償発行にて最大100億超の資金調達を行い、そのうち85億円をビットコインの購入に割り当てる予定だと発表している。
また同社は9月2日に、国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードとの提携を発表。これによりSBI VCトレードは、同社法人向けサービス「SBIVC for Prime」にて、メタプラネットのビットコイン取引・保管・運用における各種サポートを開始するとした。
※タイトルに誤りがありましたので、修正いたしました(2024.10.7 16:40)
参考:メタプラネット
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