BitGo、Cardanoネイティブのステーブルコイン「USDA」のカストディ提供へ

BitGoがステーブルコイン「USDA」のカストディ提供へ

暗号資産(仮想通貨)などデジタル資産のカストディサービスを提供するビットゴー(BitGo)が、米ドルステーブルコイン「USDA」のカストディサービスを提供すると9月30日発表した。

「USDA」は、カルダノ(Cardano)ブロックチェーン上に発行される同チェーンのネイティブステーブルコイン。米ドルおよび米ドル相当額に価格が裏付けられた米ドルステーブルコインとなっている。なお「USDA」は、今年後半のローンチが予定されている。発行元は金融サービス会社アンゼンズ(Anzens)だ。

「USDA」の取得は、同コインのリリース時またはリリース直後に、アンゼンズポータル・カルダノ上のDEX(分散型取引所)・中央集権取引所(CEX)から可能になるとのこと。

また同ステーブルコインは当初カルダノ上でのみ発行されるが、他ブロックチェーン対応も考慮し、設計されているとのことだ。

なおビットゴーは今年9月、独自米ドルステーブルコイン「USD Standard(USDS)」を来年1月より発行開始する予定であることを発表している。

参考:EMURGOAnzens
画像:iStocks/Aleksei_Derin

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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