ウルグアイで暗号資産に関する新たな法案が可決=報道

ウルグアイで暗号資産法案が可決=報道

ウルグアイのルイス・アルベルト・ラカジェ・ポウ(Luis Alberto Lacalle Pou)大統領が、ビットコイン(BTC)及び暗号資産(仮想通貨)の使用を規制する「20.345法」に署名した。メディア「ビットコインドットコムニュース(Bitcoin{.}com News)」が10月3日報じた。

これにより暗号資産関連サービスを提供する同国の企業は、ウルグアイ中央銀行から暗号資産サービスプロバイダー(VASP)の許可を取得する必要があるという。またウルグアイの金融サービス監督庁(SSF)では、取引所やウォレット、マイニング業者などのVASPsを管理する必要があるとのことだ。

さらに今回の法案可決により、マネーロンダリング防止規制や証券法も改正され、分散型証券の概念が新たに導入されたとのこと。

これによりウルグアイは、南米においてベネズエラ、ブラジル、アルゼンチン、エルサルバドルに続き、暗号資産に対する規制枠組みを導入した国となる。なおエルサルバドルはビットコインを法定通貨にしている。

なおウルグアイでは、テザー社(Tether)が2023年5月に持続可能なBTCマイニング事業に取り組むことを発表している。

発表によると、ウルグアイの発電量の94%が風力発電や太陽光発電によるもので、再生可能エネルギーのリーダーとされている。これに伴いテザー社は、BTCマイニング事業に向けて再生可能エネルギー源に投資していくとしていた。

参考:法案Bitcoin.com News
画像:iStocks/Duminda-Cooray

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

広告