Fintertech、イーサリアム (ETH)ステーキング活用の貸暗号資産サービスの貸借料が「円」で受取可能に

フィンターテックの貸暗号資産サービスで貸借料が日本円で受取可能に

大和証券グループとクレディセゾンの合弁会社Fintertech(フィンターテック)提供の貸暗号資産サービス「デジタルアセットステーク(消費貸借)」において、貸借料が日本円で受取可能になったことが10月1日発表された。

同サービスは、ユーザーが保有するイーサリアム(ETH)をFintertechへ貸し出すことにより、暗号資産(仮想通貨)建ての貸借料を受け取れる貸暗号資産サービスだ。Fintertechはユーザーより借り入れた暗号資産(ETH)でステーキングを行うことで、暗号資産を保有するユーザーに持続的な収益機会を提供するとしている。

そして、同サービスの貸借料はこれまでETHのみの対応だったが、今回新たに日本円で受け取れるサービスが提供開始となった。

ユーザーはETHではなく、日本円で貸借料が受け取れることにより、受取時の時価評価額を課税対象とせずに税計算が可能となる他、受け取ったETHの売却時の利益にかかる課税も不要になる。また日本円での貸借料受取は、即座に使用可能な現金として報酬が得られることにもなる。

発表によると「デジタルアセットステーク(消費貸借)」の貸借料円受取サービスは、貸借料率は年率換算で10月分は2.4%になるという。貸借料率は月次更新されるとのこと。また最低貸出数量は100ETHとなっている。貸借料支払は、手数料無料で登録の銀行口座に毎月振込されるという。

参考:フィンターテック
画像:Reuters

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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