モジュラー型ブロックチェーン「Celestia」が1億ドルの資金調達、ベインキャピタル主導で

Celestiaが1億ドルの資金調達

モジュラー型ブロックチェーンネットワーク「セレスティア(Celestia)」を支援するセレスティア財団(Celestia Foundation)が、1億ドル(約144億円)の資金調達実施を9月23日発表した。

この資金調達ラウンドはベインキャピタルクリプト(Bain Capital Crypto)主導のもと、シンクラシーキャピタル(Syncracy Capital)、1kx、ロボットベンチャーズ(Robot Ventures)、プレイスホールド(Placeholde)が参加したのこと。

なお調達資金の使途については、今回の発表では説明されていない。

「セレスティア」は、データ可用性(DA)とコンセンサスを担うレイヤーのモジュラー型ブロックチェーン。データ可用性とは、処理中のブロックに含まれるデータを閲覧可能にする機能のこと。これによりユーザーがコンセンサスに達していない処理を正当であるか検証でき、無効なトランザクションを含んだブロックがファイナリティに達してしまうことが防止できる。

「セレスティア」では9月5日に、コア開発者のコミュニティがブロックサイズを1ギガバイトに拡張する技術ロードマップを発表。これにより、決済大手ビザ(Visa)のスループット24,000TPS(1秒間のトランザクション数)を複数平行して稼働するネットワークを構築するとしている。

参考:セレスティア
画像:iStocks/BadBrother

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。