コインベースにZKsync(ZK)・Moonwell(WELL)・CoW Protocol(COW)上場へ

コインベースにZK・WELL・COW上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、ZKsync(ZK)・Moonwell(WELL)・CoW Protocol(COW)の3銘柄の暗号資産の取り扱い予定を発表した。

ZKの取り扱いは9月25日9:00(PT)、WELLおよびCOWは9月24日9:00(PT)以降、それぞれに流動性条件が満たされ次第、開始するとのこと。

発表によると同3銘柄の取り扱いは、「コインベース(Coinbase:販売所)」及び「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange:取引所)」で行われる。ただし、コインベースのサービス提供地域のうち一部は対象外になる可能性があるとのこと。

なお取り扱われる取引ペアは、ZK-USD、COW-USD、WELL-USDとなっている。

またコインベースではZKsyncネットワーク上のZK、Ethereumネットワーク上のERC-20トークンのCOW、Baseネットワーク上のERC-20トークンのWELLがサポートされる。各ネットワーク以外の規格のトークンをコインベースのアカウントに送信すると失われる可能性があるため注意が必要だ。

ZKsyncは、ゼロ知識証明(zero-knowledge proof:zkp)を活用したロールアップ技術「ZKロールアップ(ZK Rollups)」を採用し、EVM(イーサリアムバーチャルマシン)に互換性を持っているEthereumのレイヤー2ブロックチェーン。ZKはガバナンストークンとして機能する。

またMoonwellは、Base、Optimism、Moonbeam、Moonriver上に構築された分散型のレンディングプロトコル。WELLはMoonwell Safety Module内でステーキングが可能なトークンとなっている。

そしてCoW Protocolは、インテント・ベースの取引プロトコル。 COWは同プロトコルのエコシステム内のガバナンストークンとして機能する。

画像:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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