米マイクロストラテジーが7億ドルの転換社債発行へ、調達金の一部はビットコイン追加購入に

マイクロストラテジーが7億ドルの転換社債を発行へ

ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている米ナスダック上場企業マイクロストラテジー(MicroStrategy)が、総額7億ドル(約984億円)の転換優先社債を発行し、資金調達を行うことを9月16日発表した。

なお、この転換社債の販売収益は、2028年に償還期限を迎える5億ドルのシニア担保付債券の全額償還に充てる予定とのこと。償還総費用は未払い利息を含め5億2,380万ドル(約737億円)になる予定だという。

そしてその残高をビットコインの追加取得と一般的な企業目的に使用する予定だとマイクロストラテジーは伝えている。

発表によると同社が発行する転換社債は、適格機関投資家向けの私募で発行される予定だ

同社債は2028年9月15日満期で、無担保となっている。2025年3月15日から毎年3月15日と9月15日に半年ごとに後払いで利息が支払われるとのこと。また一定の条件に従い、同社は2027年12月20日以降に債券の全て、または一部を現金で償還できるとした。

なお転換社債は、一定の条件で株式に転換できる権利(転換オプション)が付与されている社債。通常の社債と同じく一定の利息が受け取れる他、償還日まで保有することで額面金額が払い戻される。一方で株式に転換して株価の値上がり益が得られる側面も持っている。ただし株式に転換できるメリットが付帯しているため、通常の社債に比べ利回りは低く設定されている。

マイクロストラテジーでは9月12日現在、合計で244,800BTCを保有している。1BTCあたりの取得額は38,585ドル(約542万円)だ。

なお同社のBTC保有数は、上場企業として最大となる(9/17ビットコイントレジャリー調べ)。

参考:マイクロストラテジー
画像:Reuters

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

広告