クリプトリエが東芝と協業検討開始
法人向けにweb3ソリューションを展開する国内企業クリプトリエが、東芝によるオープンイノベーションプログラム「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2024」において、「DNCWARE Blockchain+(DNCウェアブロックチェーンプラス)」のテーマで協業検討企業に採択された。クリプトリエが9月11日発表した。
同プログラムは、東芝グループが持つビジネスアセット・先端技術を活用し、新たなイノベーションを起こす熱意を持つ企業を募集し、東芝グループとの協業を通じて応募企業の事業化の加速を支援する取り組みだ。
また「DNCWARE Blockchain+」は、東芝が提供するエンタープライズ向けブロックチェーン。2022年5月より提供開始されている。
今回の協業検討では、クリプトリエが提供するNFTのビジネス活用プラットフォーム「MintMonster」の基盤となるブロックチェーンに、「DNCWARE Blockchain+」を導入することにより、エンタープライズ領域における信頼性の高いサービスを提供し、NFTのビジネス活用のユースケース拡大を目指すとのこと。
今後、クリプトリエと東芝グループは協業検討にあたり両社の知見を活用し、11月上旬に開催される成果発表会に向けて、PoC(Proof of Concept:概念実証)等を重ね事業展開の検討を積極的に進めていくと伝えられている。
なお「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2024」においては、クリプトリエの他6社が協業検討開始をしている。
「DNCWARE Blockchain+」のテーマの他、従業員個人の視点で働く従業員をサポートするサービス「PeCoMe」、誰でもカンタンにIoTを創れるifLinkプラットフォーム、クラウドから工場の現場の制御を可能にする「Meister Controller Cloud PLCパッケージ typeN1」、360度カメラを活用した映像DXソリューションなどの技術・プロダクトがあり、以上を活用して産業・社会を進化させるビジネスソリューションの共創を目指すとのことだ。
「DNCWARE Blockchain+」のテーマにはクリプトリエの他、チューリングジャパンが協業検討を開始している。
参考:クリプトリエ・東芝
画像:iStocks/Stanislav-Vostrikov・jauhari1
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