バイナンス子会社Tokocrypto、インドネシアで物理暗号資産トレーダー(PFAK)ライセンス取得

バイナンス子会社トコクリプトがインドネシアで完全ライセンス取得

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)の子会社であるトコクリプト(Tokocrypto)が、インドネシア商品先物取引監督庁(BAPPEBTI:バペブティ)より物理暗号資産トレーダー(PFAK)のライセンスを取得したことを9月9日発表した。

発表によるとPFAKは、BAPPEBTIが暗号資産事業者に対し定める完全ライセンスだ。

2018年に設立されたトコクリプトは、2019年に物理暗号資産トレーダー候補(CPFAK)として登録され、BAPPEBTIに初めて暗号資産事業者として認可を受けたインドネシアの大手暗号資産取引所。バイナンスはトコクリプトへ2020年5月に出資を行っている。

なおトコクリプトは今年これまでにユーザーベースは450 万人を超え、月間平均取引量は138%増加しているという。

トコクリプトのCEOであるユドノ・ラウィス(Yudhono Rawis)氏は「過去2年間、トコクリプトは規制遵守の高水準を維持するという取り組みを継続的に強化してきました。インドネシア市場では、35の有望な暗号資産取引所がBAPPEBTIに登録されており、この中でトコクリプトはPFAKライセンスを取得した3番目の取引所になったことを誇りに思います」とコメントしている。

参考:バイナンス
画像:iStocks/Abscent84・manius-bahabol

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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