Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、2025年上半期発売へ

SuiPlay0X1が2025年上半期発売

レイヤー1ブロックチェーン「スイ(Sui)」に対応した世界初の携帯型ゲーム機「スイプレイ0X1(SuiPlay0X1)」が2025年上半期に発売される。「スイプレイ」の公式Xより9月3日発表された。

「スイプレイ0X1」は、PCゲームと「スイ」を活用して開発されたトリプルエー(AAA)ゲームタイトルに対応する携帯型ゲーム機だ。複数のマーケットプレイスでゲームをプレイできる柔軟性を提供することに重点を置いて開発されたという。

また、このゲーム機は16GBのメモリと512GBのSSDストレージを搭載し、7インチのベゼルレスIPSスクリーンを備えているとのこと。スクリーンの解像度は1920×1200となっている。

「スイプレイ0X1」の価格は約94,000円(649ドル)で、事前注文では割引価格の約87,000円(599ドル)で購入可能とのこと。なお事前注文では暗号資産(仮想通貨)SUI、SOL、ETHのいずれかを使用して支払う必要があるという。

さらに事前注文者には、第三者への譲渡・販売はできないSBT(ソウルバウンドトークン)が提供され、このSBT保有者にはパートナーゲームの限定無料アイテムなどが付与されるとのこと。

スイとは

「スイ」は、メタ(Meta)のブロックチェーン研究開発部門であるディエム(Diem)の元リードエンジニアたちによって設立されたミステンラボ(Mysten Labs)開発のブロックチェーン。高い処理性能による高速なトランザクションと低い手数料で利用できることから高く評価されている。なおスイは、昨年5月3日にメインネットがローンチしている。

ちなみに「スイ」は、ディエム開発の開発言語「ムーブ(Move)」を採用している。また「スイ」の他に、ディエムの開発チームに所属していた元メンバーによって開発されているL1ブロックチェーン「アプトス(Aptos)」でも、「スイ」と同じく開発言語には「ムーブ」が採用されている。

なお国内暗号資産取引所ではバイナンスジャパン、OKJ、ビットトレードの3社が、「スイ」のネイティブトークン「SUI」を取り扱っている。

参考:SuiPlay0X1
画像:iStocks/Arkadiusz-Warguła

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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