ICEがeBayに対し買収提案

ICEがeBayに対し買収提案

米Intercontinental Exchange(ICE)が米オンラインショップeBayに対し、買収の提案をしていることが、2月4日米WALLSTREETJOURNALの報道によって明らかに。

WSJの報道によると、ICEは以前にもeBayに対しアプローチをしていたとのこと。また現在両社は正式な協議には入っていないとのことだ。

専門家によるとこの買収が成立した場合、eBayの時価総額は300億米ドルになるとみられている。

編集部のコメント

ICEは、ニューヨーク証券取引所や仮想通貨のカストディ業務行うBakktを子会社に持つ企業で、エネルギー、排出権、農産物、貴金属、株価指数、外国為替、金利、CDS(Credit Default Swap)など、多様な金融派生商品を電子取引で行っています。

WALLSTREETJOURNALによると、ICEはeBayの持っている市場に最も興味を持っているということでした。今後STOの発展によって市場を拡大していくことが見込まれる場合、ICEが新たに市場を開拓していくよりは、何らかの形でeBayの市場を利用していく方がICEにとって効率的であるため今回の買収提案に至ったのではないかと、あたらしい経済編集部は今回のニュースについて考えました。


コメント:大津賀 新也(あたらしい経済)

 

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。