ICEがeBayに対し買収提案
米Intercontinental Exchange(ICE)が米オンラインショップeBayに対し、買収の提案をしていることが、2月4日米WALLSTREETJOURNALの報道によって明らかに。
WSJの報道によると、ICEは以前にもeBayに対しアプローチをしていたとのこと。また現在両社は正式な協議には入っていないとのことだ。
専門家によるとこの買収が成立した場合、eBayの時価総額は300億米ドルになるとみられている。
編集部のコメント
ICEは、ニューヨーク証券取引所や仮想通貨のカストディ業務行うBakktを子会社に持つ企業で、エネルギー、排出権、農産物、貴金属、株価指数、外国為替、金利、CDS(Credit Default Swap)など、多様な金融派生商品を電子取引で行っています。
WALLSTREETJOURNALによると、ICEはeBayの持っている市場に最も興味を持っているということでした。今後STOの発展によって市場を拡大していくことが見込まれる場合、ICEが新たに市場を開拓していくよりは、何らかの形でeBayの市場を利用していく方がICEにとって効率的であるため今回の買収提案に至ったのではないかと、あたらしい経済編集部は今回のニュースについて考えました。
コメント:大津賀 新也(あたらしい経済)